ドラマ「ドラゴン桜2」ネタバレあり・第8話夏を制する者は受験を制すから学ぶ勉強法

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勉強法

塾講師目線からドラマ「ドラゴン桜2」第8話を考察していきます。
第8話は学園売却計画発覚や楓の両親問題が再炎、そして夏休みの勉強についてですよー!!

「ドラゴン桜」は、雑誌「モーニング」(講談社)で2018年から連載の三田紀房の漫画『ドラゴン桜2』が原作。2005年放送のドラマ『ドラゴン桜』の15年後を描く続編となっています。
毎週日曜21時から放映中。

ネタバレありなので、まだドラマを見てないよーって方はまず視聴してからどうぞ。
今までのブログ記事はこちらからどうぞ

ドラマ「ドラゴン桜」の記事まとめ

第8話あらすじ 

東大合格者が5人出たら学園は売却される…。

桜木(阿部寛)宛に送られてきたファイルから、先代理事長・恭二郎(木場勝己)による久美子(江口のりこ)の理事長退任と学園売却計画が発覚。その背後に不穏な動きもあり…。

最大の危機に見舞われる一方で、桜木は生徒7人にオーダーメイドの勉強法を伝授する。それぞれの学力を考慮した受験科類と選択科目の提案、それに合わせた攻略法だ。また、水野(長澤まさみ)からは夏休みを前に変わった対策法が伝授される。

そんな中、楓(平手友梨奈)は一人悩んでいた。桜木はその様子に気づくが…そして、アクシデントが楓を襲う。

さらに、桜木の前に意外な人物が現れる…

ドラマ「ドラゴン桜2」から学ぶ勉強法~第8話編

楓の家で、ライバル清野利恵がもてはやされているニュースをみています。
楓は両親からチクチクと発破をかけられて、針のむしろのようです。

桜木には匿名で学園周辺の土地が買い占められている学園売却計画の資料が届きます。
理事長室では先代がからんでいる学園売却について、理事長と校長から教頭・水野・桜木に話がやっとやーっとあります。
先代は学園をお金目当てに統合型リゾート計画にのり、売却予定。

先代の狙いは理事長の退任。
理事長が賛同しないと土地を売ることができないから。
先代の横暴を許してはいけないという高原教頭。

5人合格したら、理事長退任から学園はなくなる。
5人合格しなかったら、水野法律事務所の契約はおしまい。

校長は合格者を4人にしたら解決すると提案しますが。
合格者を制限するのは教育者として失格だ、という理事長。

理事長と校長に学園売却にまかせ、
水野と桜木は東大専科に専念することになりました。

合格ラインに達しているのは小杉さんだけ。
一番やばいのは瀬戸くん。
そして、強がっているけど精神的にやばいのは藤井くん。

東大との距離

前回の東大模試結果がこたえたのか、気合い入れて勉強している専科のメンバー。

ただし、勉強はがむしゃらにしても意味がありません

模試から分かる現在地点を活用する。
東大との距離を知れ

受験勉強は志望校との距離を縮める行為。
どうしたらその距離を最短でいけるか。
自分の現在の立ち位置から計算して最速かつ確実にいける戦略を練る。

目標点数ー現在の点数=東大との距離。

オーダーメイド戦略~どこを受けるか?

理系(藤井・天野・岩崎・健太)は理科二類。

一類は難易度が低いと言われている分、志望者も多く合格最低点が異様に高くなる。
三類は論外。入れるやつは宇宙人
二類はここ数年、合格点が低い。年によっては50%以下でも合格できる


<2021 合格最低点>
共通テスト+2次試験(550点満点)

理科一類 333点
理科二類 257点
理科三類 370点

文系(小杉・早瀬・瀬戸)は文科三類

文科一類は高難易度。天才ばかりが集まる難関。
文科二類は論理的思考・頭脳明晰なやつがごろごろいる。
文科三類は共通テストが8割とれれば、2次試験が6割で合格できる。募集枠も最大。

今回の特別講師は?

今回の特別講師は『自分たち』。

自分たちが教える授業を撮影し合います。

専科のメンバーは徹底的に基礎知識を詰め込んできた。
けれど、知識は詰め込んだだけでは使えるようにはならない。
実際に使わないといけないのです。

人に教えるためには、その知識を理解し、咀嚼し、整理し、使いこなせることにしておくことが必要。
録画は自分の思考を客観的に見ることができるから効果は絶大

授業テーマ『mustの使い方』で瀬戸くんがやってみることになりました。

授業は大まかにはうまくいったもの細かいミスもありました。

なぜミスをしてしまったのか?
桜木は瀬戸に質問を重ねていきます。

ミスしたときに言い訳しない受験生は伸びない。

敗者の言い訳

よく考えずに、たまたま間違っただけだと言って片付けたり。
人のせいにして自分は悪くなかったと思おうとする。

勝者の言い訳

ミスした状況を深く自己分析し、改善できる方法を徹底的に考え次に生かす。

勝者の言い訳をしていきましょ。

夏休みの過ごし方

夏をどう過ごすかが東大受験の分かれ道。

夏は自分たちだけで勉強する。

手取り、足取り教えてもらえるのはここまで。
そろそろ自立の時期です。

自分で乗り切った経験は自信になる。
苦しい時を乗り越える力になる。

(受験を自分のことにしていくことが本当に大切です!力説)

性格診断から夏休み攻略法

Q.気になる本が何冊かあるとき
・同時並行でいろいろ読む?
・読み終わってから次の本を読む?

どっちでしょうか?

同時並行に読むタイプは
拡散型:興味を持ったらすぐ行動に移せるタイプ

読み終わってからのタイプは
保全型:ちゃんとやりたい、失敗したくないという思いが強いタイプ

拡散型の夏休み5か条

「キーワード:ワクワクすること」

  1. 勉強する場所は気分で決めろ!
  2. ノルマは5日間の中で自由に調整しろ!
  3. 憧れの人をロールモデルにしろ!
  4. テンションがあがる問題集を一冊見つけろ!
  5. ゲーム感覚でハイレベルな問題に挑戦しろ!

保全型の夏休み5か条

「キーワード:自信と安心の積み重ね」

  1. 勉強する場所は固定しろ!
  2. 1日ごとのノルマを決めろ!
  3. 仲間に進捗状況を報告しろ!
  4. 今持っている問題集を徹底的にやれ!
  5. ハイレベルな問題には手を出すな!


夏の間は徹底的に基礎を固める。
この時期に基礎を固めた人は秋以降に必ず飛躍的に伸びる。

これはFFS性格診断といわれるものです。
もっと詳細に知りたい方はぜひこちらの本をチェックしましょ↓


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「おうちの人には東大受験の話はしているよね??
ここから先はそろそろ家族の協力が必要になってくるから」と念押しをする水野。

自主学習

集まって勉強できる場所として、瀬戸くんの元たまり場で自主学習をすることにした東大専科メンバー。

教えあいをする自然にしてますね。
藤井はみんなにノートも貸してくれちゃってます。
(本当に成長してるー。)

そんなとき、自宅から電話が来る楓。
「これからいう場所に今すぐきなさい」と楓に伝える両親。

父のツテで、日本ユニシス実業団のコーチに会う楓。
「膝の負担にならない練習を続けている選手はいるから、夏の間練習にこないか??」というコーチに「参加させてください」と答えちゃう両親。
楓は夏の間、バドミントンの練習三昧にもなっちゃいそうです。

早稲田・慶応は地獄をみる?

たまり場で勉強をしている小橋と岩井のもとへ桜木がやってきます。

「早稲田・慶応くらいならちょちょいのちょいで入っちゃうし」という2人。

早稲田・慶応は地獄を見るぞ」という桜木。

私立は3教科だから楽と思われがちだけど、
慶応は多くの学部で小論文という高いハードルがあったり、難しい英単語や分厚い参考書にちょろっとだけ出てくるようなマニアックな知識が問われる。

早稲田・慶応の入試は出題範囲が無限に広がっている
相当な知識量と応用力がない限り、関門を突破することはできない。
戦略を変える必要がある。

「あいつらに明日の登校日忘れるなって言っといてくれ」と言い、桜木は小橋と岩井の前から去ります。


そこへ、ワゴン車が近づき、坂本社長と桜木が再会します。
お互いに腹をさぐりあいながら、なにやら不穏な雰囲気です。

登校日

次の模試は自分が答案用紙に書いたことを全部書いてくること。

記述式でも、問題用紙には下書きを書く。
それをもとに再現する。
そして、学校で自己採点をします。

模試の結果は戻ってくるまでに数週間はかかる。
少しでも早く何を間違えたのか、どこを改善すればいいのかを分析して戦略をたてる。

いかに早くできないところをつぶしていくかが大事。

<自己採点のメリット>

どこで加点され、どこで減点されるかがわかる。
繰り返すうちに次第に出題側、採点側の意図
どんな解答を求めているかが分かるようになる。

夏の模試は結果の急上昇は期待しないでおくべし。
インターハイを終えたスポーツ組が受験に参戦してくる。
気力・体力・根性・集中力兼ね備えている強敵。
受験人口も増え、平均点があがってくるから点が上がっても判定が上がるとは限らない。

夏の東大模試 終了後

専科のメンバーは答案をシャッフルしてお互いに採点しあうことに。

人の採点をすることにはメリットがある。

自分のものだとミスに気づきにくいが、人のミスだとすぐに気づいたりする。
ミスしやすいポイントに自分で気づくことができたり、新たな新発見をしてレベルアップということもある。

解説を良く読んで、加点減点のポイントを押さえて採点していきます。

模試の自己採点の結果

2次試験 440点満点

健太 156点⇒201点(45点アップ)

小杉 203点⇒225点(22点アップ)

藤井 147点⇒171点(24点アップ)

天野 104点⇒129点(25点アップ)

奈緒 106点⇒138点(32点アップ)

瀬戸 89点⇒111点(22点アップ)

楓  118点⇒122点(4点アップ)

基礎が固まり、応用力・思考力がつけばいずれ飛躍できる。
あせらない。今できることを精一杯やっていこう。

1人得点があまり伸びなかった楓を瀬戸は心配しますが、「大丈夫」と、楓は返します。
そして、楓は桜木に個別によばれます。

お前の人生は全部お前が決めてきた。
それはここからもだ。
責任がとれる選択をしろ
」と告げる桜木。

バドミントン部が練習をしている体育館にいく楓。
利恵に「怪我で親を失望させた。練習にいかないで東大に行くなんて親を失望させる」という楓。
「がっかりさせないで。あんたそんなタマじゃないでしょ。」という理恵。

奈緒は心配して楓のあとをつけて、日本ユニシスで練習している楓の様子を桜木に報告します。
何とかしてやってと桜木に頼む瀬戸と奈緒ですが、桜木は「余計なことするな」と何もしない様子。

そんな中、久しぶりにみんなのたまり場に自習にくる楓。
実業団でバドミントンの練習をしていることをみんなが知っていることを、知ってしまいます。

「分かってる。自分の中途半端さも。自分が一番分かってる」という楓。

心配するみんなですが、「悪いけど、これは私の問題だから」と1人帰ろうとして倒れる楓。

病院に運ばれた結果、寝不足と疲労が原因でした。

病院にかけつけたのは桜木と水野、瀬戸、奈緒。
両親がもう少ししたらくると知ると、楓は病室から去ろうとします。

「だいじょうぶ、だいじょうぶと言ってるやつほどダメなんだ。
今のお前には東大は無理だ、専科はクビだ」

「自分と向き合わない奴は敗者にしかなれない。
自分の弱さからにげている。目を背けようとしてる。
そういう奴には東大は無理だ」と告げる桜木。

「待って、私、東大にいきたい」と訴える楓。

「なぜそれを親に言えない?」という桜木。

「言えるわけない。認めてもらえるわけない。」

「なぜ?」と問いかける桜木。(ソクラテス式問答法ですね)

「専科やめさせられるかも。

勇気がない。また失望させるのが怖い。
怪我で失望して、また失望させるのが怖い。」

「お前は優しい人間だな。
でも、本当に優しい人間ではない。
いくら親子でもお前が親の期待を一身に背負う必要はない。

お前が背負う必要があるのはお前の人生だけだろ。

親ってのは化け物だ。
誰よりも長く強くお前のことを思っている。
それを理解させるには親子の縁を切るくらいの覚悟が必要なんじゃないか」という桜木。

両親にやっと東大を受けると言えた楓ちゃん。

「東大もオリンピックも両方あきらめない。
勉強は才能のない平凡な人間のやることだってお父さんはいったけど、知識だけじゃない。
人生で必要な大切なことをたくさん教わった。
大切な仲間もできた。
勉強が無駄になることはない。

東大でスポーツ医学を勉強したい。」
自分の思いを伝えることができました。

「応援して下さい」と楓は両親に頭を下げるけど、父はそのまま立ち去ってしまいます。

2学期

インハイベスト4になったバドミントン部の写真撮影しているところを通り過ぎる楓。
利恵と2人で話します。
「絶対合格しなさいよ」という利恵。
次のオリンピックでダブルスを組むとき、現役東大選手って肩書きないと釣り合わないでしょ、と。

共通テストまで、あと137日。

どうせなら最後は笑え。

そして、東大専科を見に来ていた小橋と岩井。
東大はやりかた次第だ、と東大専科に練習生として入ります。

そして、坂本社長たちが学園へやってきます。
気になるところで、来週に続きます。

次回は?

共通テストを突破せよ!
共通テストの心構え5か条が発表されます。

いよいよあと2回でドラゴン桜も終わりなのですね。

みんな第一関門を突破できるのか!?

ハラハラ楽しみにしておきましょ。

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