ドラマ『ドラゴン桜2』~第1話を考察!ネタバレあらすじ感想

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勉強法

塾講師目線からドラマ「ドラゴン桜」第1話を考察していきます。
「ドラゴン桜」は、雑誌「モーニング」(講談社)で2018年から連載の三田紀房の漫画『ドラゴン桜2』が原作。2005年放送のドラマ『ドラゴン桜』の15年後を描く続編となっています。
毎週日曜21時からTBS系列で放映中。



ネタバレありなので、まだドラマを見てないよーって方はまず視聴してからどうぞ。
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ドラマ「ドラゴン桜」の記事まとめ

第1話はどんな話だったの?

かつて、落ちこぼれだった龍山高校から東京大学合格者を輩出し、一躍時の人となった元暴走族の弁護士・桜木建二(阿部寛)。
その後法律事務所を設立し、学校再建のエキスパートとして順風満帆な弁護士人生を歩んでいた──

時は令和。偏差値32で経営破綻寸前の龍海学園で、教頭・高原浩之(及川光博)が桜木による再建案を提案する。
しかし、自由な校風を理想に掲げる理事長・龍野久美子(江口のりこ)は進学校化に反対し、意見が割れていた。果たして桜木、そして彼の元教え子であり法律事務所で一緒に働く弁護士の水野直美(長澤まさみ)は東大合格者を出し、学園を再建できるのか…

そして彼らを待ち受けるのは姉思いだが将来に不安を抱え、姉と2人で両親が残したラーメン屋を手伝う瀬戸輝(髙橋海人)、何をやっても長続きしない今どき女子高生の早瀬菜緒(南沙良)、バドミントンのトップ選手の岩崎楓(平手友梨奈)など、それぞれの悩みや問題を抱えた龍海の生徒たち。桜木や水野と出会うことで、彼らの運命は大きく動き出そうとしていた──

ドラマ『ドラゴン桜』から学ぶ勉強法~第1話編ネタバレあり

経営難の龍海学園では「東大合格者を輩出する」ことで経営難を乗り切ろうと教頭の高原が提案する。
現在の龍海学園は新入生入学予定者数は定員割れの6割未満。
高3は7クラス、高2は5クラス、高1は3クラスのみの稼働。
(これは本当に経営がまずいですね~)

ただ龍海学園は偏差値32!東大どころか一流大学への合格者もゼロ。
しかも大学進学志望者は学内3割。(うーん、つらい)

理事長は学力偏重の進学校化に反対。
教頭は前作のドラマの舞台となった高校、龍山高校が前の職場。
ドラマ内では龍山高校は超進学校として有名になっているようです。
教頭は偏差値30だった龍山高校を名門校に立て直した弁護士桜木を呼び寄せることを提案します。

桜木は龍山高校を立て直したあとは、3年前に偏差値40の弦巻高校を立て直し、元暴走族弁護士としてワイドショーをにぎわせたようで、会議参加の教師は全員反対するも、教頭はもう桜木を会議に呼んでいました。

ただ会議の場に現れたのは、桜木ではなく水野弁護士。
前作で東大合格した水野さんです。
桜木は2年間消息不明となっているよう。

次の理事会までに桜木が現れなければ、理事会で審議してもらうことができません。

桜木を後輩の坂本を使って探す水野。
桜木は福井で釣りがらみのトラブルから交番にいました。
釣り人の釣った魚を海に桜木が逃がしたので相手がカンカン。
その場を水野が相手の方が釣り禁止区域で釣っていたのだから違法なのは相手だ、と助けます。

水野は桜木に服とご飯をおごり、龍海学園の案件を一緒にしないかと誘います。
龍海学園は3年前、先代から娘の久美子に理事長職が引き継がれ、学力も入学希望者も低下の一途。
生徒の自主性を伸ばすためという名目で補習・宿題廃止した結果、学力はがた落ち
この仕事は水野法律事務所のチャンスだから手を貸してくれという水野をすっぱり断り、水野から逃げる桜木。

しかし、水野は桜木のアパートに先回りします。
家賃滞納し、水道もとめられ、食べ物も買えない生活。このまま落ちぶれたままでいるつもりなのか。
龍海学園の条件は破格、めんどくさいことは水野がするから名前だけでも監修で貸してくれと頼む。

家賃滞納額80万円とスーツや小物の新調その他諸々で20万円の支払い、週7日のごはん代。
かつ、桜木の取り分は報酬の半分、あくまで監修でやるのは水野という条件で桜木は仕事を引き受けることに。

桜木と水野が学園に呼ばれる前に理事会の承認を得る必要があります。
理事会メンバーは5名、久美子理事長、現校長奥田、元校長小松川、元理事長龍野(久美子の父)、教育評論家日比野。
桜木と水野の経営再建参加への賛成派は元理事長と日比野。
定例理事会までに現校長と元校長を説得できるかが鍵になります。

水野法律事務所は桜木の支払いと学園再生の仕事の間は他の仕事を引き受けれないことから資金はすっからかん。
学園の仕事ができるよう、かけるしかありません。

定例理事会では「桜木・水野に東大専科クラスを作ってもらい、合格者輩出による経営再建に賛同か」の決がとられました。

賛成は元理事長と日比野、そして現校長奥田。

理事長は学力に縛られない自由な学校がつくりたいと大反対。
そこへ父親の元理事長が
「自由、自由とお前は言うが、社会で待っているのは厳しい規律と競争だ。
それを身にしみて知る大人がただ自由のみを掲げる学校にすすんで子どもを通わせたいと思うわけがない。

と、ぴしゃり。

「厳しく育てられて、無理やり東大に入れさせられた私が自由に生きてるようにみえますか」
と、久美子理事長。
理事長は東大卒だったのですね。

東大への初年度合格者目標は5人!
できなければ高原教頭はクビ。5人合格できたら、久美子は理事長解任。
進学校化か自由な校風か。
どちらが学園の未来の姿になるのでしょう。

始業式の朝、コンビニで岩崎楓は万引きをします。
その様子を目撃して楓に「キャラじゃないだろ。やめろよ」と咎める瀬戸。
その様子をみて「万引きはスリルがあるよな」と話しかける桜木。
桜木が先生だと知り、「やばいやつに見られたかも」とつぶやく楓。

始業式、教育コンサルタントとして紹介される水野。
スマホやおしゃべりに夢中で挨拶は誰も聞いていません。
「バカとブスこそ東大に行け!」
水野の言葉はすべります。切ない・・・。

桜木が挨拶をします。
「東大になんか行くな。
お前たちにその価値があるとは思えない。
1日中スマホだ、ゲームだ、毎日ぼけーっとした日々を送ってやがる。
無関心、無気力、甘ったれ、根性なし。
一生社会の奴隷となってもがき続け死んでいくんだ。
そうならないためには、東大に入ることだ。

だが、お前らにその価値があるとは思えない。
自分の頭で考えようとしないやつなど東大の方からお断りだ。」

1人東大専科のクラスに行こうとした桜木は途中、楓と奈緒が東大専科の話をしているのをききます。
「お前ら東大に興味あるのか?」と桜木に話しかけられ、楓は階段を踏み外します。
階段を上る途中に「うっ」と膝を痛そうにする楓。
「東大だけはやめとけよ」っていう桜木。

バドミントン全国トップレベルで一流大からもスカウトがきている楓。


「東大どころかどこの大学もお前に興味示してないかもな」という桜木。

職員室で、高原教頭は東大合格者見込みリストを水野に手渡しました。

藤井遼・・・理系トップ。高校受験当日のトラブルで龍海学園へ。東大を狙えるAランク。

水野は直接藤井をスカウトするが、
「東大は受けるつもりですが、先生のクラスに入るつもりはありません。
バカと勉強するとバカがうつりそうじゃないですか」と断られる。

小杉麻里・・・文系トップ。受験には興味なし。卒業後は就職希望。

スカウトするも「東大には興味ありません」と断られる。

龍海学園のバドミントン部は全国トップレベル。
岩崎楓はオリンピック選手になるのではと言われ、大学からの推薦もきているらしい。

しかし、バドミントンが絶不調な楓に瀬戸が心配して声をかけると
「桜木に数ヶ月後に推薦全部ダメになるって」
と脅しのような言葉を言われたと伝えます。

東大専科クラスへはみるからに不良な2人組小橋(西山潤)と岩井(西垣匠)が参加希望者としてくる。

1人海岸にいる桜木に学校より話しやすいからと
「本当に東大って簡単に入れるんですか?勝算はどれくらいですか?具体的にはどういう勉強法なんですか?東大には入る価値がないって言われてましたが、どんな人なら価値があるんですか?」と質問しまくりにきた晃一郎を海に落とす桜木。
「気持ちいいだろ」と立ち去ります。

2年前、桜木になにがあったのかも明らかになってきました。
偏差値40の弦巻高校から8名中7名の東大合格者がでて、唯一落ちたのが米山君。
米山は桜木にナイフを向け、桜木を刺し、目の前で自殺未遂を図ります。
桜木は退院後、行方不明に。

桜木は瀬戸の実家のラーメン屋へ食事にいきます。
両親が亡くなり、姉と2人で営業しているようです。

東大専科クラスではまず小橋と岩井に5教科の問題集を水野は渡しました。
桜木は「やる気なんか出しても無駄だ」と教室を出て行きます。
謝る水野に「先生、お願いします。俺らの髪、刈って下さい」とバリカンを差し出す2人。
「分かった」と2人の髪をバリカンで刈る水野。
その様子が動画に撮られ、「生徒を強制坊主に」と動画サイトにアップされてしまいました。
さらに桜木が晃一郎を海に落とす様子も動画サイトにアップされていました。

「動画をアップした証拠がないですよね」って開き直る小橋と岩井。
「すみませんでした。やりすぎました」と水野は謝る。
動画のことは何も知らない、東大目指す気もさらさらありません~~と開き直る小橋と岩井。

そんな様子を「くそみたいな人生だな」と桜木は小橋と岩井のスマホを窓の外に投げる。
「大人が子どもに何もしないと思ったら大間違いだぞ。俺は教師じゃねえ、弁護士だ」と詰め寄る桜木。

理事長室で動画は2人に仕込まれたことだと訴える水野ですが、証拠がありません。
小橋と岩井は「水野に無理矢理されたことだ」と理事長には言ったようです。

また、水野の謝罪動画も動画サイトにアップされてしまいます。

小橋と岩井は海岸にいる桜木にバイクでぎりぎりまで迫り、海に落とします。
「こんなことをしてただですむと思うなよ」という桜木。

小橋と岩井が喫茶店でタバコを吸っていると、パイプを持った桜木がやってきます。
未成年者喫煙法で処罰されるのは大人のほうだと喫茶店のマスターにすごむ桜木。
桜木はバイクで逃げる2人を奪ったバイクで追いかけます。

また理事会で現校長奥田が理事長を裏切った理由は桜木に弱みを握られているからのようです。
(結局なにの弱みが握られているのかは分かりませんでした)

猛スピードで桜木から逃げる小橋と岩井は学校へ逃げ込みます。
バイクを乗り捨てた2人を階段までもバイクで上り追いかける桜木。
もちろん校舎内もバイクで走り抜けていきます。
(あんな狭いスペースもバイクって走れるのですね。)

行き止まりまで追い詰められた小橋と岩井。
バイクで2人に当たりそうなぎりぎりまで追い詰めます。
「大人が子どもを傷つけないとでも思ってるのか。
お前らくそみたいな人生だな。
人をたたき、罵り、そのくせ自分の権利ばかり主張しやがる。
全うに生きてる人間を殺しかけない。あばよ」
と、2人に鉄パイプをおろし、寸止めをする桜木。
小橋と岩井はおもらしをしてしまいます。

その様子を動画で撮られる2人。

「どうだ?
暴力でねじふせられ、笑いものにされあざけられる気分は?
力でねじふせるのも暴力。言葉でねじふせるのも暴力。
人をだましてスマホやSNSを使って陥れるのも立派な暴力だ。

くそみたいな人生を変えられるのは自分しかいない
自分で気づくしかないんだ。」

そして、小橋と岩井が桜木を海に落とす様子を桜木は動画に撮っていました。

「間違いをおかしても怒らず。
目標すらもあたえず。
自由にかこつけて守っているのは自分の立場だろ。」
と先生たちに言った後は「何をしても許されると思ってるんじゃない、世の中なめるな」と2人に怒鳴ります。
小橋と岩井は自分たちの過ちを認め、謝罪しました。

理事長は事情を理解した上で「しかし、桜木先生が海に生徒を落としたことも立派な暴力じゃ内ですか」と言うと、晃一郎は「誤解です」と桜木を弁護します。
晃一郎を海に落とした後、桜木も一緒に海に落ちたのです。

「ぐだぐだ考えてないで、飛び込んでみろ」と。

晃一郎は東大専科に入ることになりました。
本当の東大専科最初の第一号ですね。

「さすが先生」と話しかける瀬戸ですが、小橋と岩井に指示を出していたのは瀬戸でした。
また楓が万引きをしたコンビニへ桜木はお金を払いに行き、防犯カメラを見せてくれるように頼みます。

そして、水野に情報をまわしてくれている坂本のもとには米本君がいるようです。
「桜木をつぶすにはもってこいの状況ですね」と2人は桜木への復讐をねらっているようです。

最後に

次回は夢を失った楓がメインの話になるようです。
東大合格者を5名出すにはまだまだ生徒も足りません。

どうなっていくのか、目が離せませんね。

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