こんにちは。
塾講師さくらです。
春。
今年度、中学受験を迎える皆様は自分で一年間の勉強計画、受験計画を練ってみましょう。
ちなみに実は中学受験まではもう1年もありません。
小6のみなさまは受験モードにはできるだけ早く入って下さいね。
中学受験本番までの年間計画の基本スケジュール
1年間は短いようであっという間です。
しかも、小学校6年の1年間は思っていたよりも、学校行事もはいってきます。
修学旅行、運動会、学習発表会などなど。
コロナの影響で予定通りいかない予定もありますが、
楽しくてわくわくするような行事もたくさんですね。
さらに志望中学校の説明会や文化祭などの予定も入ります。
想像以上に忙しい1年になるのです。
あらかじめ「何がいつくるか」を把握して、受験当日までのスケジュールを考えておきましょう。
4~7月 基礎力完成
夏までは基礎力完成を目指して勉強しましょう。
多くの塾ではゴールデンウィーク前までには中学受験範囲の学習を終えています。
なので、ここからはひたすら自分ができていない抜け穴をうめていき、基礎力完成を目指していきましょう。
難問マークのついていない基礎問題を繰り返し全分野できるようにしましょうね。
基礎問題全て解けますか?
抜けている分野はありませんか?
解き方が分からない、ニガテになっているところはありませんか??
テキストは新しいものでなく、今まで使ってきたテキストを繰り返し解くことで力をつけていきましょう。
8~11月 応用力完成
基礎力が完成した後は応用力を完成させていきます。
難問マークがついている問題も全部解ける状態にしていくイメージをもちましょう。
今は難しいと思っていても、半年後には楽々解けています!
今までの基礎力完成でつけた力を組み合わせて解く問題にもチャレンジしてみよう。
そして、過去に模試で解けなかった問題を解けるようにしていきましょうね。
算数は実際に解かなくても、どういう道筋で解けるか?特殊算は何をつかうのか?
ぱっと見て分かる状態にどんどんもっていきましょう。
志望校の過去問にも古いものから時間を計ってチャレンジしてみましょう。
志望校の入試問題はどういう生徒を求めているか?が分かります。
真面目にコツコツ基礎を頑張る子か?
計算スピードが速い子か?
ひらめきの力をもっている子か?
いろんな事柄を自分の言葉で説明できる子か?
自分の志望校がどういうタイプの生徒を求めているのか?
過去問から考えてみましょう。
12~2月 直前期本番力養成
いよいよ直前期。
入試本番間近です。
今まで間違えてしまった問題を繰り返し解く。
できない分野をできるだけなくしていく。
得意分野はさらに武器として磨く。
ここを意識して勉強していきましょう。
そして、入試問題を本番と同じような環境と時間帯で解いていくことも大切です。。
直前期は中学受験生にも親にもストレスが強くかかりやすい時期でもあります。
メンタルを安定させることにも力を注いで下さいね。
多くの小学生にとっては初めての受験。
いつもと同じような精神状態で挑めるように、大人数の模試や実際の中学校で行われる模試には積極的に参加して、場慣れしていきましょう。
そして、保護者の皆様はピリピリしすぎずに、
家庭内では「だいじょうぶ。うまくいくよ」とニコニコしておいてください。
よろしくお願いいたします。
まとめ
広島での中学受験は1月。
あっという間にきます。
時間を無駄にしないように。
なんとなく過ぎていってしまった、なんてことにならないように。
1日1日を大切にするためにも年間スケジュールをぜひ考えてみて下さいね。
健闘を祈ります!
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