高1クライシスってなに?新高1生におすすめ|現役塾講師が教える対策はコレだ!

本ブログはアフィリエイト・アドセンス広告を利用しています

大学受験

こんにちは。
塾講師さくらです。

突然ですが、「高1クライシス」という言葉を知っていますか?


高1クライシス!?何それ??
はじめて聞いたかも!

この記事では高校1年生がおちいりがちな「高1クライシス」の対策について紹介していきます。

新・高校1年生になり、なんかうまくいかないなー。
勉強や学校生活に悩んでる。

それって「高1クライシス」かもしれませんよ。

高1クライシスとは?

clear light bulb placed on chalkboard
Photo by Pixabay on Pexels.com


そもそも「高1クライシス」という言葉がどんな意味なのか、おさえていきましょう。

「高1クライシス」とは、学習や生活面の大きな環境変化に適応できずに、自信を無くしてしまったり、精神的に不安定になったり、心身の健康を害してしまい、最悪の場合不登校に陥ったり、退学したりする現象のこと。※日本大百科全書(ニッポニカ)より


せっかく受験をして入った高校。
だけど、なんだかうまくいかない・・・。
そんなケースは教え子でも、よく見かけます。

  • なんとなく学校に行きたくない
  • 友達つきあいがうまくいかない
  • 高校の勉強についていけない
  • いろんなことへの自信がない


この中に当てはまることがあれば「高1クライシス」になっている可能性があります。


高1クライシスの原因

man sitting in front of three computers
Photo by olia danilevich on Pexels.com

では、高1クライシスの原因ってそもそもなんなのでしょうか。
まずは原因について考えていきましょう。

わくわくして入学した高校。
でも、わくわくとともに不安もつきまとうもの。

新しい環境への適応というのは、大人でも難しかったりするものです。
高1クライシスの根本的原因は「新しい環境への適応」がキーとなります。


中学とはちがい、高校は各地から生徒が集まってきています。
そして、だいたい似たような学力の生徒がそれぞれの学校やコースにかたまっています。

「自分はできるほうだ」と自信のあった生徒が学力が同じくらいの集団のなかではうもれてしまい、自信をなくしてしまったり。
中学よりも速いスピードですすむ授業に理解ができないまま、ついていけなくなり、自信をなくしてしまったり。

高1生がココロ折れる環境というものが整ってしまっているのです。


実際、私の教え子で中学時代は偏差値60台を模試で常にだし、高校も偏差値64の学校に進学したものの、周囲のできる生徒に囲まれ自信を失い、高校最初の模試は偏差値40まで落ちてしまった生徒がいます。

「自分なんかだめだ」

そう口走ってしまうことも増えていました。

だめなんてことはないんです。
対策をとって、これは「高1クライシス」なんだ。
よくあることだ。

と、認識をして、対策をとりだしてから教え子は変わっていきました。

では、「高1クライシス」への対策とは何ができるのでしょうか?

高1クライシスへの克服と対策

cheerful multiethnic students having high five with teacher
Photo by Kampus Production on Pexels.com


ここでは「自分の力で何とかできること」に照準をあてて、対策を紹介していきたいと思います。

生活面

生活面は「人間関係の悩み」が大半かもしれません。
高1はみんな新しい友達に不安でいっぱいです。
みんな同じなんだとおもっておくとちょっとは気持ちが楽になるかもしれません。

  • 睡眠時間は絶対確保
  • 規則正しい食生活を心がける
  • 信頼できる人と話をする
  • 友達の名前を積極的に呼ぶ
  • 友達の友達とも関わるようにしてみる
  • 時間が解決してくれるのを待つ


ついつい多忙な高校生なので、睡眠時間をけずろうとしてしまいがちですが、絶対やってはいけません。

睡眠時間だけは必ずしっかり確保して下さい。

授業中に眠くならないようにすることはもちろんですが、
たっぷりの睡眠を確保することで前向きな気持ちをキープできたりもします。

睡眠時間を削るのは本当に最終手段です。
新しい環境に疲れてることもありますし、休息は多めにとりましょう。

そして、友達作りも高校生活の鍵です。
自分から積極的に名前をよんでみたり、話しかけてみたりしましょ。

案外、話しかけられるのを待ってる。
ということもよくありますよ。

どうにもネガティブな発想や思考からぬけられないときは、そういう時期なんだと割り切って、時間が過ぎるのをまったり、信頼できる人に話をきいてもらうのも一つの方法です。
すっきりしますよ。

勉強面

勉強面ではこんなことに気をつけてみましょう。

  • 英単語はコツコツと
  • 予習復習は隙間時間で
  • スケジュール管理をする
  • 「やらないこと」を決める
  • 勉強の方法について学ぶ
  • 勉強ができる人に聞く
  • 活用できるものを活用する


小中学校までのように日々宿題がでて、手取り足取り勉強をみてくれる・・・という学校ばかりではないのが高校です。

「だって学校に言われてないもん!」

って言い出す高校生もいますが、学校が生徒の自主性を信用し、任せているケースも多々あるのです。

学校配布の問題集や英単語などは学校に言われなくても、授業があった日に復習として解く。
英単語は毎日暗記⇒チェックテストを習慣化する。

など、自分でスケジュールをたてて勉強していくようにしましょう。

そのためには、勉強の方法を学ぶのも大切です。


勉強への取り組み方を変えたいならこれ。


勉強方法を知りたいならこれ。

こんな本を読むのも方法です。

また活用できるものは活用しましょう。

コスパがよくて、高校生にイチオシなのはやっぱりスタディサプリ です。
授業で習ったその日に同じ単元を見返すと、内容の定着率がアップします。

また、問題もダウンロードできるので、問題演習の量をあげるのにもおすすめです。

14日間無料お試しできるので、とりあえずやってみて実感してみて。

くらしくはこっちも⇒


勉強は正しいやりかたで正しく力をかけると結果はでるので、自信をとりもどしたいときには特に力をいれるべきところです。

学生生活の根本ってやっぱり勉強なので。
まずは土台である学力をしっかりキープしましょう。

まとめ

新しい環境への適応がうまくいかずに起こることもある「高1クライシス」。

とはいえ、そういうものなんだ、と認識をし、対策をとることで乗り越えることはできます。


せっかく入学した学校だから。

やれるだけのことはやってみて、うまくのりきっていきましょう。

とくに勉強はやればやるだけ自信になりますからね。
がんばってください。

error: Content is protected !!