こんにちは。
塾講師さくらです。
塾講師をしていると、中学受験に向いている子ども、中学受験よりも高校受験にチャレンジしたほうが良さそうな子ども。
様々なお子さんをみます。
もちろんどんな子どもも中学受験向きにさせることはできます。
が、潜在的にもともと中学受験に向いている子どもってどんな子なのでしょうか?
中学受験に必要な力
公立中高一貫校の受検の場合は、小学校の教科書準拠の問題となっていますが、一般的な私立中学校の受験の場合は教科書の内容をおさえるだけでは解けません。解けないようになっています。
教科書内容+中学受験の応用的内容
ここをおさえておかなくてはいけません。
一般的に「基本問題が解ければ合格できます」と、うたっている学校も正確には「中学受験の応用的内容の基本問題が解ければ大丈夫です」という意味なのです。
中学受験の応用的内容を解くために必要な力は「思考力」+「暗記力」+「スピード力」です。
中学受験の問題量は多いです。
多くの問題をなるべく正確に、思考しながら、処理していくスピードが求められています。
また基本的知識は暗記しておく必要がやっぱりありますので、暗記力もはずせません。
とはいえ、問題のパターン練習で合格も難しいことは知っておきましょう。
中学受験に向いている子どもの特徴
- 素直
- 積極的
- 真面目
- 粘り強い
- 整理整頓ができる
- 学校のテストは平均90点以上
- 宿題は必ずやる
- 小テストや模試で目標点を設定している
- 忘れ物をしない
- 姿勢正しい
- 授業中に椅子をガタガタしない
- 挨拶ができる
- 物を落とさない
- 身だしなみはきちんとしている
- 礼儀正しい
- ・・・他
いかがですが?
安心して下さい。
こんなにスーパー良い子はめったにいませんから!
ただやはりこういう傾向の子どもは中学受験でも成功しやすいのは事実です。
現実の子どもを中学受験向きにしていくには?
リアルの子どもで、なかなかこんなに中学受験向きの特徴をもった良い子なんていません。
大体の子どもは粘り強くないし、諦めが早いです。
解けない問題は「わからんー。無理ー」と投げます。
問題文を読まないことでのミスも多々あります。
テスト開始すぐに顔をあげて、試験管と目があうなんてこともあります。
普通の子どもでも周囲の環境で中学受験向きになっていくことがあります。
塾の仲間や講師という存在。
中学受験の難問に立ち向かううちにだんだん粘り強さを身につけていく生徒を何人もみてきました。
ただし、そんなに急に中学受験向きの特質を身につけるわけではありません。
親としては焦ることもあるかもしれません。
塾に通ってること。
自分から自習にいく姿勢。
宿題を頑張ってる姿。
ご両親は受験生のそういう姿勢を認めて、褒めて下さい。
小学生はまだまだ人一倍認めて褒められたい時期です。
塾に通うだけでもがんばっています。
たくさん認められることで、がんばろうって活力を得ることができます。
まとめ
最初から中学受験に向いている子どもは本当にごく少数です。
あきらめないこと。
逃げないこと。
継続していくこと。
そうしていくうちに中学受験向きの特質を身につけていきます。
あせらないで、受験のその日までゆっくり見守っていきましょう。
親も子もがんばりましょうね。
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