こんにちは。
現役塾講師さくらです。
最近の子どもたちはたくさんの習い事をしていますよね。
スイミング・そろばん・習字・バレエ・ピアノなど。
中学受験をしようと決意した際には、
習い事をどうしていくか?
習い事整理も同時に考えてみて下さい。
中学受験を決意されるのは大体小3の2月、小4の2月、小5の2月。
まさに今の時期ではないでしょうか?
長い戦いとなる中学受験。
習い事とどう付き合うか?いつやめるか??も大切です。
中学受験スタート時期の新小4生
新小4生はまずは【中学受験の勉強をすること】に慣れる時期です。
とはいえ、宿題や毎日の勉強習慣も必要となってきます。
そこで習い事整理のコツとしては
・惰性で続けてきた習い事
・勉強系の習い事
・毎日の練習が必要な習い事
上記3ポイントのものは新小4時点で整理して良いと思います。
なんとなく惰性で嫌々続けてきた習い事は一度リセットしましょう。
そして、勉強系の習い事は塾一本にシフトして良いと思います。
そろばんは現在の中学受験の傾向が計算力重視ではないため、あまり中学受験では使えません。
公文なども塾に移行してオッケーです。
英語系の習い事については英検取得を狙っていくタイプは
志望校で英検加算点がある場合は残しておいてもよいですが、
ある程度の区切り(英検○級合格)などで一度お休みしましょう。
毎日の練習が必要な習い事は中学受験を決意するなら、一度お休みしましょう。
毎日の勉強がやはり必要となってきますので、併用はなかなか難しいです。
・練習がいらないスポーツタイプの習い事
・本人がどうしても辞めたくない習い事
新小4時点では多くても2つの習い事までに絞っておきましょう。
日常の余裕がないとパンクしてしまう一因になってしまいますからね。
毎日の練習がいらないその場にいくだけでOKなスポーツタイプの習い事などや
本人の強い希望がある習い事に関しては、新小4ならばまだストレス解消のためにも残しておいても良いかもしれません。
本格的に始まる新小5・6生
中学受験の勉強が本格的になる新小5・6ではできたら、塾以外の習い事はいったんお休みしましょう。
スポーツ系の習い事も遅くとも小6秋までにはお休みしておきたいです。
【やらなくてはならない勉強】がどんっと増えます。
小学校では習わない算数の解法や思考法に慣れるためには復習も必須です。
物理的に時間が足りなくなってきます。
・基本的には習い事は一度休止を。
・1~2年は中学受験に集中!
勉強のリフレッシュは歴史マンガや簡単なパズルでリフレッシュするようにしましょう。
体調管理のためにも習い事がはいると予定を詰め込みすぎることになり、いっぱいいっぱいになってしまう受験生も多々いますので、一度お休みするという決断をとることがオススメです。
もちろん習い事整理の例外もある
ここまで基本的に習い事は休止の方向で話してきましたが、
もちろん例外もあります。
中学受験合格者のなかには最後まで習い事も一緒にやりながら合格する強者ももちろんいるのです。
・表彰されるレベルである(受験志願書に書けるレベル)
・習い事からの推薦入試が狙えるレベルにいる
上記の場合は同時にやる、という方向性もありです。
ただ表彰レベルまで目指すと習い事の時間もそれなりに必要です。
我が子がどのレベルにあり、何を優先していくかは保護者さまの判断も重要です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
基本的に習い事は中学受験が本格的になってきたら、一度休止することがオススメです。
あの時こうしていたら・・・と後悔のない中学受験をしましょう。
中学受験をするならば、2年間だけは受験に専念もオススメですよ。