先日参加した市立広島中等教育学校のオープンスクールは前半は在校生の中3生のプレゼンテーションでした。
こちらは別にまとめたかったので、本日のレポートとしていきます。
先生主体のオープンスクール&入試説明会についてはこちらをどうぞ↓↓↓
市立広島中等教育学校の自慢
- 市広生⇒おもしろい・優しい・個性的
- 先生⇒幅広い知識・キャラ濃いめ・おもしろみ×無限大
- 英語⇒学校紹介中も流暢な英語が入ってきていました。
選抜試験について
入学者選抜検査の形式
適性検査Ⅰ(社会・国語)40分
↓
適性検査2-1(算数)40分
↓
検査2-2(理科)40分
↓
昼休憩
↓
面接
適性検査について
「適性検査」とは、
公立中高一貫校が行う学力テストではない入学適性があるのかないかをみるテストのことです。
小学校で習う学習範囲からの出題となり、国語・算数・理科・社会といった単独の教科知識を問うだけではなく、複数の教科を組み合わせたり、活用したりするなど、解く力、総合的に考える力が試され、思考力・判断力・表現力が求められます。
対策としては以下の5つの力を磨くように意識しましょう。
・グラフや資料を読み解く力
資料やグラフからなぜその数値になるのか、理由を考える癖をつけましょう。
資料やグラフから読み取った内容から、自身の意見とその理由をまとめる訓練を。
・筋道を立てて考える力
問題文や資料等から何が条件なのかを読み取って、必要な条件だけを取り出し、筋道を立てて考え解く力。
問題が何が求められているのかをつかむ力が必要です。
解答は一つでないので、他の答えがないかを見つけ出す癖をつけることも重要。
・教科知識の活用力
小学校6年間でならった知識を単独ではなく、教科を超えて活用できるかの力。
しっかりまずは6年間の内容を総復習しておきましょう。
・日常生活での問題解決力
トラブルが起きたとき、どのような筋道で解決していくか。
過去問頻出のよくでる問題です。
友達ともめたとき、クラスで話がまとまらいとき、どうしたら解決できるか。
日常生活から思考してきましょう。
・作文・表現力
必ず作文はでます。
時間内で字数がかけるように普段から作文トレーニングはしておきましょう。
解答はできるだけ多くの人に採点してもらってください。
合格者が実際にした入試対策とは
Aくん:小6の4月から受験勉強スタート。
冬は1日7時間勉強した
Bさん:小6の7月から勉強スタート。
塾に通い、家でも過去問を解いた。
適性検査対策を始めた時期
5年生前期~6年生前期に受験勉強をスタートした人が多い。
⇒まだ間に合う!
ただし、スタート時期は個人差あります。
年々公立中高一貫校の人気は上がってきていることもあり、
早め早めの準備がオススメです。
1日の勉強時間
1日2~3時間勉強した人が一番多い。
これ、ちょっと安心しました。
通塾率
塾に通ってた人が88%
塾に通っていない人が12%
やっぱり通塾して、受験勉強してる人のほうが多いですね。
独学で合格してる人が12%いることも素晴らしいです。
初めて過去問を解いたときの感想
⇒難しくて解けなかった46%
難しかったけど解けた32%
その他22%
初見では難しくて、過去問を解けないと思った人が多いです。
でも、慣れることで解けるようになるってことでしょうね。
適性検査の問題は学校のテストとも私学入試のテストとも違って、独特ですからね。
オススメ勉強法
1.過去問や模試をやる。
2.朝や隙間時間を使う。
3.分からないことは質問する。
↑
過去問や類題を解くことが対策の一番。
どのように答えに至ったか、説明する力
⇒問題集、市販の過去問5年分等をやることで力をつけましょう。
面接対策
塾で練習56%
家族と練習33%、
学校の理念や教育とからめて、はっきりした自分の将来像をもつ。
面接をシミュレーションすることが大事。
受験生を持つ保護者のかたに伝えたいこと
もっとほめて!
勉強のことばかり話さないで!!
受験生だったときの在校生のみんなが親に言いたかったことはこれにつきるそうです。
ついつい日常会話が「今日の勉強どうだった?」とか、勉強について聞くことが多くなってしまっているので反省しました。
ここができてるの、ステキだね。
よく頑張ってるね。
と、たくさん褒めて、リラックスしているときは勉強以外の話題を親子で楽しむようにしよう。
できたら、時事ニュースについてどう??って話し合ったりするとさりげない思考力育成にも良いかもしれません。
まとめ
公立中高一貫校に合格するためには
自分で考え、言葉にする力+はっきりした将来像をもつ
⇒合格力
過去問を解く前には小学校6年分の総復習をして、過去問を解いて研究していくことが合格の近道だとみえてきました。
公立中高一貫校志望のみなさん、がんばりましょうね。
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