中学受験をするなら集団塾?個別指導塾?

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中学受験

11月になりましたね。
現小3で中学受験を考えているご家庭はそろそろ塾について考え始めるころではないでしょうか?

▼こちらの記事もご参考に▼


新小4として入塾をするなら、
小3での冬期講習から2~3月スタートの新小4講座でスタートをきるのがスムーズです。

そこで、中学受験のために入塾するならば集団塾か、個別指導塾か。
今はいろんな選択肢があります。

今日はそれぞれのメリット・デメリットについて考えていきましょう。

中学受験をするならどんな形で学ぶのがいいの?

集団塾のメリットデメリット

集団塾とは先生1人に対し、生徒10~30人規模で学ぶ塾のことです。
カリキュラム通りに先生が授業をしていくスタイルで、規模によってはレベルによってクラス分けも行われます。

塾によってスタイルは様々ですが、学校のイメージに近い塾が集団塾です。

メリット

仲間ができる
集団塾最大のメリットは一緒に受験に向けて切磋琢磨し、競うことのできる仲間ができることです。

中学受験は短いようで、ものすごく長いです。
高校受験より受験モードが長く続くのが中学受験です。

中だるみしてしまうときもあるでしょう。
そんなとき、一緒に頑張る仲間の存在というのはモチベーションの維持に大きな力を発揮します。

カリキュラムがきっちり終わる
小4で決められたカリキュラムは小4で。
小5で決められたカリキュラムは小5で。
1つ1つきっちり終わっていくのは集団塾ならではです。

単元の抜け漏れや落とすものもなく、一通りの受験用情報をみんな平等にうけとることができることも集団塾の魅力の一つです。

プロ先生の品質保証
集団塾の先生は中学受験のプロです。
(一部、例外がある塾もありますが)
先生としての質が保証されています

プロとしての全力の授業を受け、保護者へのフォローも経験から最適な提案をしてくれます。
先生自身がプロとしての意識が高いのは集団塾のほうです。

デメリット

授業についていけないときは危険
集団塾は個別対応がないので、授業についていけなくなったときは危険です。

分かったふりをして、椅子をあっためにきているだけの子もいます。

分からないところはチェックテストの出来などで早めに自覚し、先生に質問しましょう。
質問してもう大丈夫じゃないですからね。
分かった気にならないで、自分で解けるようになるまでが大事です。

休んだり、遅れて入塾の場合は単元を自力でさかのぼるしかない
カリキュラムがきっちり終わるところが集団塾の良いところでもあるのですが、デメリットでもあります。
「みんなの出来がよくないから遡るねー」ってことはほぼできないので、
塾を休んでしまったときや遅れて入塾した場合には終わった単元は自分の力でやるしかありません

もちろんわからないところは質問したら対応してくれます。
しかし、小学生で自力でやるというのはとてもハードルがたかいことです。

先生の転勤可能性
プロとしての質も与えてくれ、信頼関係が築けた先生。
そんな先生が、広く各地に展開している塾の場合は転勤してしまう可能性もあります。

あの先生だからこそ、ついていけてたのに・・・ということもあることは覚悟しておきましょう。

生徒人数が多いゆえに
生徒人数が多いゆえに、質問をするのにかなり待たなくてはいけなかったり、自習室の空きがなかなかできないということもあります。

塾によってかなり幅はありますが、受験直前期は質問が集中しだすので、すべての生徒の質問にこたえられないということもあったりします。
積極性が少なめの生徒はなかなか質問する勇気ももてなかったりするかもしれません。

個別指導塾のメリットデメリット

さて、次は個別指導塾のメリットデメリットについてみていってみましょう。

個別指導塾とは、先生1人に生徒1~4人で学ぶ塾のことです。
文字通り個別対応なので、隣に座っている席の子と全く違う勉強をしますし、1人1人に個別カリキュラムが組まれます。

メリット

苦手や弱点をつぶせる
個別指導は一人ひとりにあわせたオリジナルのカリキュラムを組むので、苦手や弱点をつぶせる勉強ができます
今の学年より下でつまずいている場合、下の学年にまで戻って勉強できるのも強みです。

自分のペースで、1つ1つを理解しながら進んでいくことができる。

これは個別指導のメリットです。

質問しやすい環境
塾で学習している時は横に先生がいてくれるので、分からないことがあったらすぐに質問することができます
長蛇の列を並ばなくても質問できるっていうのは良いところですよね。

どうしてだろう?と詰まったときにすぐ質問することでタイムロスなく理解していける。
質問しやすい環境というのはありがたいことです。

休んでも振替しやすい
個別にカリキュラムが組まれているので、休んだ時の授業を自力で何とかする必要性はありません。
次回は前回の続きからスタートするだけですので。

振替もしやすいので、ほかの習い事や体調不良で休むことになってしまったときも安心です。

無理なく通塾できるので、習い事を継続しながらの塾も可能です。

デメリット

先生に当たり外れがある
個別指導塾の講師は大半が大学生のアルバイト講師です。
それゆえに、当たり外れが大きいのも事実です。

良い先生にあたるとラッキーなのですが、先生を選ぶことはなかなかできません。
どんな先生に当たるか分からない賭けの部分もあります。

仲間ができない
個別なので、少人数で学ぶ関係上、一緒に受験にむけてがんばる仲間はなかなかできません
なので、自分1人で頑張りきる、という強い意志も必要になってきます。

〇くんが頑張ってるから、自分も頑張る!
という図は個別指導ではなかなか作り出すことが困難なのです。

集団での経験値不足になりやすい
普段、集団での塾の授業やテストの経験不足から、真剣モードの生徒に囲まれてのテストの経験値不足になりがちです。
学校は知っている友達に囲まれてのテストなので、経験値となりにくいのです。

知らない人に囲まれて、静かな空間でカリカリカリって鉛筆の音が響く。
初めての入試がいきなり集団でのテストだと、緊張しすぎて普段の力も発揮できないでしょう。
個別に通われている方は積極的に大規模な模試を受験することをおススメします。

自由カリキュラムゆえに・・・
カリキュラムが自由に組めることは個別指導のメリットの一つなのですが、実はデメリットでもあります。

自由にカリキュラムを組めるがゆえに、弱点に集中しすぎると進度が遅れがちになったり、場合によってはすべてが終わらないということもあります。

弱点をしっかりみてくれて助かるのも事実かもしれませんが、全体を通して間に合うのか?の視点も忘れずに持っておきましょう。

最終結論としてのオススメ

もし中学受験を考えての塾選びならば、私のオススメは【大手集団塾】です。

プロとしての講師のプライドがしっかりあること。
そして、何より同じくらいのレベルの生徒を近くでみて、一緒に頑張る仲間ができるということは中学受験を最後まで走りきるのに必要です。

大手もいろんなタイプがありますから実際にみて決めてくださいね。

まとめ

中学受験をするなら、集団か個別か?はいかがだったでしょうか?

個別指導も絶対悪いわけではありませんが、広い視点でみたときには中学受験にはなかなか向かないのが現実です。
フォローで使ったりや高校受験にむけてならばオススメとなります。

良い塾が選べますように。

▼ひろしまでの中学受験塾選びはこちらもご参考に▼

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