中学受験の公立中高一貫校の適性検査の判定基準。
とくに作文はどのような観点から採点をされているのかって疑問ではないでしょうか?
適性検査の作文は中身ももちろん大事ではあるのですが、いかに減点しないか
が非常に重要なポイントです。
減点を避けるためにも、採点の判断基準を学んで得点を落とさない合格できる解答を仕上げていきましょう。
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公立中高一貫校適性検査【作文問題】の採点判断基準
- 誤字脱字
間違った字や字が抜けていないか? - 漢字で書くべき語をひらがなで書く
当然、「学校」と書くべきところを「がっこう」と書くと減点になります。
小学校で習った漢字は漢字で書きましょう。 - 字数制限が少ないときは1マスあけるべきでないのに1マスあけている。
もしくは、1マスあけるべきときにあけていない。
例えば、「160字で書きなさい」という問題ならば、字数が少ないので最初の一マスはあけてはいけません。
「600字で書きなさい」という問題は通常の作文と同じく書き出しの1マスはあけて書きましょう。 - 話し言葉
「~だよ。」や「じゃあ」などは話し言葉です。
入試は基本的にすべて書き言葉で書きましょう。 - 句読点の位置
「私は、それは、とても悲しい、と、思いました。」など不適切な句読点は減点対象となります。 - 「です/ます」と「だ/である」の混在
入試の作文は最後は「~だ。」もしくは「~である。」で書きましょう。
同じ文の中に「私はこう思う。なぜなら~だからです。~だ。」と「です/ます」と「だ/である」が混じっているのは減点になってしまいます。 - 文のねじれ
よく見かけるのが同じ文の中に主語が二つ存在し、最初の主語がどうした???がなくなってしまう文。
例:「環境破壊は、地球のことを考えることが大事だ。」
主語が2つパターンです。
「地球のことを考えること」=「大事だ」は主語と述語でつながりますが、「環境破壊は」=「どうした???」が書かれていませんね。まさか、「大事だ」ではありませんしね。
こういう文章を書く子は多いです。
主語と述語をつなげるためにはなるべく短文できちんと意味がつながるか、気をつけましょう。 - 同じ内容の繰り返し
短い字数制限の中で同じ意味の文章を繰り返すことはやめましょう。 - 一文が90字以上。
長すぎる文章は大体文のねじれが発生してます。
短く切ったほうがまだましです。 - 問題文の条件を踏まえていない。
ここ大事です。
条件は鉛筆でぐりぐりとマークして条件はすべて満たしましょうね。 - 文字数が不適切。
指定字数の80%以上は必ずうめましょう。
そして、気分がのってきたとしても、字数をオーバーするのもいけません。 - 本文を的確に読めていない。
たまにありますが、思い込みで本文を読んで答えてしまうパターン。
問題文は客観的に読みましょうね。
実際、どれくらいの減点になる?
これはあくまでも一例です。
各校によって採点基準は変わってくるとは思いますが、このミスをしたらこれくらいの減点になるという参考程度にしてください
- 誤字脱字 -1点
- 漢字で書くべき語をひらがなで書く -1点
- 字数制限が少ないときは1マスあけるべきでないのに1マスあけている。 -1点
- 話し言葉 -5点
- 句読点の位置 -1点
- 「です/ます」と「だ/である」の混在 -3点
- 文のねじれ -2点
- 同じ内容の繰り返し -3点
- 一文が90字以上。 -2点
- 問題文の条件を踏まえていない。 -5点
- 文字数が不適切。 -3点
- 本文を的確に読めていない。 -10点
本文を読めてない&条件にそっていない作文は高い減点となります。
この要素だけは絶対満たすように気をつけましょう。
まとめ
いかがでしたか?
適性検査の対策は書いて書いて慣れることが必要です。
たくさん答案を書いて、採点してもらって、良いところを伸ばしていって下さい。
ただ採点に関しては、一般の保護者のかたや本人で採点することは難しいです。
中学受験塾に通われている方も答案をいろんな視点から採点してもらうためにプラスでオンライン塾を追加することもおすすめします。
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しっかり採点判断基準を自分自身でも身につけて、合格できる答案作りをしていきましょう。
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