国語って勉強する必要あるの?
普通に読めるし・・・
国語はどう勉強したらいいのか、わからない
そんな声を塾の仕事をしているとよくききます。
勉強する必要が分からないかたで
テストで常時満点をとれているかたはそっとページを閉じて下さい。
あなたは国語が分かっています。
そのままの力を伸ばしていって下さい。
今日は、勉強の必要が分からないけど、点数はとれないってかた。
勉強の仕方が分からないってかた向けにオススメな国語勉強法をお伝えしようと思います。
ちなみに国語の教え方は基本的に小学生でも中学生でも高校生でも一緒です。
塾で私が教えている高3生は今から言うやり方を実践してもらって、
現代文偏差値が38⇒64までぐーんと伸びました。
国語って何?
私たちが普段使っている言葉は日本語で、
日本語をわざわざ勉強するってイメージがわきにくいですよね。
だって、読めるし、話せるし。
ん?
読める??
読めてる????
もし、きちんと日本語を読めているなら、
実は国語のテストで高得点をとることは簡単なことなのです。
多くの人が読めていないから、
テストで得点がとれないのです。
国語とは読むレベルを深める科目ともいえます。
国語の力をあげるために必要なもの
では、読むレベルを深めるために必要なものとは何でしょう?
国語の力をあげるために最低限必要なものは語彙力と読解力です。
本当は論理力とか、要約力とかも必要なのですが、
今日は絞って語彙力と読解力についてお伝えしていきます。
語彙力
語彙力とは漢字や、慣用句、言葉の意味を知っている力のことです。
英単語もそうですが、漢字や慣用句も使わなければ忘れます。
習った漢字や覚えた慣用句は日常生活でなるべく使っていきましょう。
オススメは日記を書くことです。
そして、知らない言葉は意味を調べましょう。
たくさんの知らない言葉に出会うためには新聞やちょっと上の年代向けの本を読む、入試の国語問題を解くことがオススメです。
好んで読む本は意外と知っている言葉だけで構成されていて、あなたの世界を広げにくいのです。
ぜひチャレンジしたことのない本や新聞を読む癖をつけてみてくださいね。
そして、知らない言葉を知ってるに1つでも変えていきましょう。
読解力
国語の問題を読むときは読解力が必要です。
文字通り読み解く力です。
本を読むときのように、ふんふんふんーと目で黙読していくのではないのです。
右手にえんぴつやシャーペンを持って、大事なところはマークしながら文章を読み解いていくのです。
問題文は汚してもいいんですからね。
自分が問題を解きやすいようにマークしましょう。
接続詞、文中に何度も繰り返されるキーワード、結論は線を引いたり、ぐりっと丸く囲んだりしましょうね。
小説文や物語文なら登場人物と感情の表現には必ずマークです。
だれがどうした?をおさえていって下さい。
問題文を解く実践編
国語の問題を解くときはタイマーを用意しよう。
問題文を解く目安の時間が大体のってますので、その時間をセットして解きます。
ぴぴぴ。
タイマーがなっても解ききれなかったとき、延長タイムを認めます。
ただし、その延長で答えた回答は本来の時間で解けなかった答えなので、欄外に書いておいて下さいね。
納得いく答案ができたら答え合わせをしましょう。
間違ってしまったところはなぜその答えになるのか、問題文から根拠となる文を探して、赤でラインを引いておきましょう。
あなたが見つけられなかったゆえに答えられなかったところです。
次からはこういう文をチェックする必要があるんだな、と自分の胸にきざんどきましょう。
国語は時間をかければ、正しい答えに近くなる科目です。
ただし、テストでは制限時間があります。
いかに制限時間内に正しく答えていけるか、何度も試行錯誤して正しい答えを導くプロセスを自分の体にしみこませていきましょう。
問題を解く手順
問題を解く手順にはいろんな方法があります。
自分に合った方法を選ぶのがベストです。
ここでは私の塾生に教えているやり方をのっけておきます。
- まず最初に問題文のタイトルチェック⇒問題文後ろの注釈を読みます。
難解語句の意味や、小説なら登場人物の関係性が載ってます。
ここは最初に読んでおきましょう。
問題文をしっかり読んだ後に「あきこさんはお姉さん」って思い込んで読んでいたら「あきこさんは叔母」みたいな注釈があったりしますから。
関係性の把握のためにも先にチェック。 - 問題を軽く流し読みします。
選択肢の一つ一つをじっくり読んではいけませんよ?
速いスピードで漢字問題がある、7字抜き出しがある、接続詞問題がある、並べ替えの文がある、正誤問題がある、~について書けがある。
くらいのチェックです。
1分でOKです。 - 問題文をマークしながらじっくり速く読みます。
- 問題を解きます。
この流れ、正答率が高くなります。
まだ試したことなければ、一度お試し下さい。
全部の科目にいえることですが、問題は別に大問Ⅰから順番に解かなくてはいけないなんてことありません。
自分が速くとける順番で解いて下さい。
そのためには過去問等でどの解き方が一番はやいか、試してみて下さいね。
まとめ
国語の力は一度身につけてしまえば、ずっと使い続けることができます。
ぜひ問題を読み解く力と語彙力をあげて、国語を得意科目にしてください。
国語は漢字問題など以外は問題文に答えがある科目です。
問題文をきちんと読めれば得点できるラッキー科目なんです。
嫌わないで、あなたの味方にしていってください。
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