広島県公立高校受験 選抜Ⅰ(推薦入試)を徹底分析

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高校受験

この記事は現役塾講師が
「広島県公立高校入試の選抜Ⅰ対策と試験について」徹底分析していきます。

広島の教育改革により、あと実質1年で消えゆく選抜Ⅰ試験。
受験生の選抜Ⅰとの向き合い方には毎年話しておきたいことがたくさんあるのです。

広島の公立高校受験

広島県の公立高校受験は

選抜Ⅰ(推薦入試) 
選抜Ⅱ(一般入試)
選抜Ⅲ(二次募集)

という3段階があります。
ただし、選抜Ⅲは追加募集がかかる高校のみです。
広島市内はまずありません。
一般的には選抜ⅠとⅡを受ける人が大多数となります。

詳しくはこちらをどうぞ↓

公立高校入試の日程

2022年度(令和4年)の広島の公立高校入試の日程は以下の通りです。

出願日程入試日合格発表
選抜Ⅰ(推薦) 2022/1/20~25  2022/2/3  2022/2/8 
選抜Ⅱ(一般)2022/2/15~18
(変更2/19~24)
 2022/3/7~8 2022/3/15 
選抜Ⅲ(二次)2022/3/18~222022/3/232022/3/24

選抜Ⅰを受ける条件とは

推薦入試は、高等学校長が必要と認める場合、中学校長の推薦を受けた者に対し、
推薦書および志望理由書・調査書・面接により実施することができる。
各高校、課程、学科などの特色に応じ、推薦基準を定める。

                                      広島県教育委員会HPより

ここ!
ここ注目でーす!!!!

中学校長の推薦を受けた者が推薦を受けることができるんです。

中学校長の推薦を受けるためには
もちろん内申点がないとそんな推薦されるわけないって思うでしょう??

ところが、学校によっては
「選抜Ⅰを受けたいです!」
「はい、いいですよー」
と、内申点(5段階評価)に2が混じってる場合でも推薦を出してしまうことがあります。

毎年、そんな受験生もまぎれています。

正直言います。
塾講師を長年していて、
内申に2が混じっている生徒で選抜Ⅰに受かった生徒は私の勤務する塾では見たことがないです。
内申が悪いと自覚している場合はおとなしく、選抜Ⅱへの準備に時間をさいたほうが絶対良いです。

選抜Ⅰの試験内容

選抜Ⅰの当日の試験は主に面接と小論文(作文)そして、科によっては実技試験があります。

選抜Ⅰを受けることが決まった後は大体、中学校から志望校の過去問をもらえます。
貴重な資料です。
大事にしてくださいね。

選抜Ⅰ試験に向けた準備

面接は落ち着いて、相手の目を見て話ができるように何度か練習しましょう。
華美な服装でなく、ピアスなどあけていないかなどもチェックされます。

小論文や作文は学校の先生や塾の特別講座などを利用して添削してもらいましょう
塾の先生は類似問題をもっています。
似たような問題をこなすことで当日、あわてずに書くことができる心を養いましょう。

大多数の中学生は主語と述語がねじれやすいです。
小難しいことを書こうとするより、
第三者が見て伝わる文章を心がけたほうがベストです。

小論文対策をするならこちらのテキストおすすめです↓

選抜Ⅰへの心構え(メンタル編)

はっきり言います。

選抜Ⅰは受かればラッキーな宝くじくらいな気持ちで臨みましょう。

どんなに内申がよくても落ちるときは落ちます。
その時に落ち込みすぎないよう心を整えてのぞんでください。

ちょっと考えてみて下さい。

あなたが選抜Ⅰのための小論に時間を割いているとき。
面接練習に時間を割いているとき。

選抜Ⅱだけに絞った他の受験生は5教科の勉強をずっとしているのです。

落ち込むなとはいいません。
落ち込みすぎるとさらに差が開きます。
本来なら合格できていたレベルの学校に行けなくなってしまうことだってあるのです。

「選抜Ⅰを受けるからもう受かったも同然」
って生徒が毎年いますが、そんなに甘くはありません。

メンタル面の覚悟もして、選抜Ⅰの試験をきめてくださいね。

まとめ

厳しいこともいいましたが、選抜Ⅰで合格できると、
高校入学まで残りの学校生活をゆったり過ごせるなどのメリットも多数あります。

どうしてもいきたい学校ならば、
チャンスが二回もらえると思うとお得ですよね。

ただ選抜Ⅰを受けるとしても、5教科の受験勉強も休まずに。
そして、もしものときは落ち込みすぎずにのぞみましょう。

春に笑顔で高校入学できるよう、
ベストな選択を応援しています。

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