算数が得意な子を育てる!小学校低学年で家庭でしてほしいこと【3選】

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中学受験

こんにちは。
塾講師さくらです。

「算数は好きですか?」

小学生の生徒にこう聞くと、多くの子が苦笑いをします。

もちろん、中には
「はいはいはーい!だいすきですっ!」
と答えてくれる生徒もいるのですが、大多数は視線をそらします。

そこで、小学校低学年で算数を嫌いにさせないために。

むしろ、算数が得意で大好きな子に育てるために家庭でしてほしい3つのことを今日はお伝えしていきます。

算数はこわくないよー
得意になったら、たくさんいつもの生活でもあなたを助けてくれる教科になるからね

算数が得意になる!小学低学年で家庭でしてほしいこと【3選】

人間は本来、知らないことを知っていくことに喜びを感じる生き物です。
なので、もともと最初から勉強が嫌いっていうことはないのです。

ただ作業的な苦痛さに嫌になったり。
ワカラナイから嫌になったりするのです。

そこで、算数をきらいにさせないいために

小学校低学年でつまずきやすい分野をあらかじめ日常生活にとりいれていきましょう。

毎日使うと嫌でも身についていき、ワカラナイの芽をなくすことができますよ。

リビングの時計はアナログ時計を

round black analog wall clock
Photo by Shawn Stutzman on Pexels.com

リビングにはぜひアナログ時計を

数字と秒針がしっかり分かるタイプを用意して下さい。
「9:30」のような表記が出てくるデジタル時計はおすすめしません。


「オシャレじゃない」

気持ちはわかりますが、育児ってほんの数年です。
ほんの数年だけ、子どもたちが時計を理解しきれるまではぜひアナログ時計をかけてください。

そして、普段から時間を意識した会話を織り交ぜましょう。

「あと何分で8時?」
「30分は1時間の半分だね」
「○ちゃんが7時に起きてから何分たったかなあ?」
「あと25分でおうちをでるよ。
何時何分に出るでしょうか??」


時計がニガテになると、実は中学生の数学にまで影響します。

「0.5時間は50分」のような時計の感覚が身についていたら、
答えないような答えを平気でだしてくる中学生だって多々いるのです。

0.5は1の半分。
1時間の半分は30分ですよね。

1時間の四分の一は15分。
0.2時間は12分。
1時間の75%は45分。

時計と分数・小数・割合をからめたような感覚を、身近に時計をおくことから身につけてほしいのです。

小学校2~3年生がつまずく最初のステップが「時計」です。
毎日「あと何分かな?」を繰り返すうちに当たり前のようにできるようになりますからね。

(時計につまずいてる生徒のなかにはおうちにアナログ時計がないって生徒が多々おります。
塾代より時計の代金のほうが、ぜったい安いですから~!)

お買い物は現金で

person putting coin in a piggy bank
Photo by cottonbro on Pexels.com


お買い物は電子マネーより現金で。

便利な世の中になりましたよね。
私も普段の買い物は電子マネーやクレジットカードで支払うことがほとんどです。
現金を使う機会が減ってきました。

大人は良いのです。
ですが、子どもたちはこの便利さゆえに、お金の計算力が年々弱くなっていっています。

「10円が10枚で100円だ」
「今までの買い物はだいたい○円だ」
「小銭を減らすにはどう支払う?」

こういう感覚を実際の買い物で身につけてほしいのです。

駄菓子やさんで
「300円以内で自由におやつを買っていいよ」
と、300円を渡して買い物を楽しんでもらうのもオススメです。

暗算で計算し、300円以内におさめるためにも子どもたちは頭をたくさん使うことができます。

また支払いをするとき、
782円の買い物に1282円を出すと、500円が返ってきて小銭を減らすことができる!
このような体験もしておいてほしいのです。
ちなみにこういう問題が中学受験でも出題されます。

1000円札を2枚、100円玉を3枚、10円玉を2枚、1円玉を4枚の合計2324円もっています。
コンビニエンスストアで買い物をしたとき、合計金額は788円でした。
買い物後のおつりの小銭の枚数をできるだけ少なくするためには、お金をいくら出せばいいでしょうか?

2018年 S中学校

普段から買い物で小銭をできるだけ少なくするぞーって意識していると楽勝な問題のはずです。
答えられますか??

また
「30%オフってことは、もともとのお金に×0.7をすると実際に支払うお金が分かるね」
っていうことを体感しましょう。

お金の感覚が身につくまでは、実際に現金をつかって買い物をする。
これが一番です。

飲み物を飲むなら計量カップで


飲み物を飲むときはおしゃれ計量カップで普段から飲みませんか?

そして、できたら、200mlのよこに
=2dL(デシリットル)=0.2L(リットル)と記しておきましょう。

「200mlは2dlで、0.2Lだね」

これをお茶やお水を飲むときに伝えるだけで、
つまずく生徒の多い単位換算ができる子になります。

「ジュースをみんなに150mLずつ注いでくださーい」
「牛乳は1Lだから、200mLずつ5人に分けることができるよ」

学校や塾の授業でちょろっとやるくらいでは、この単位換算は身につきにくい分野なのです。
分かってしまえば、なんてことない分野なので、ぜひお茶は計量カップで飲みましょうよ。

計量カップは飲みやすい形がおすすめです。


また、プロテインシェイカーもメモリがしっかりついてるものなら、つかえますよ

まとめ

算数嫌いにさせない。
わからないをつぶし、「できた!」「わかった!」が増えると

「あれ?わたしって算数が得意かも」

って、思えるようになるんです。
この「得意かも」って感覚は非常に大切なのです。

そのためにも

・時計はアナログ時計で
・お買い物は現金で
・飲み物は計量カップ

すぐに取り入れることができることばかりなので、ぜひお試し下さい。
算数が得意な子に!
家庭から育てていきましょう。

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